ワクチンを職域枠の関係者で
射たせてもらうことになりました。
それは、良かったですね!
私は、ワクチンの副反応が少し心配です。
女性は不妊になるとかも聞いた事があるし!
そうですね!
①早く射ちたい。
②急がないけど射っておこうかな?
③射たない。
どれが、良いか正解はないかもしれませんが、コロナにかかった場合の後遺症とワクチン接種の副反応のリスクを考えてみましょう。
最近、テレビやネットでコロナワクチン接種の副反応の報告があり不安のある方もいますよね。 先ずは、新型コロナに罹患した場合の後遺症をついて東京都の資料を見てください。
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この資料によりますと、年代に関係なく罹患後14日を超えても約7割以上の方が「せき」「倦怠感」「味覚障害」「呼吸困難」が残っています。
厚生労働省の新型コロナウイルスの後遺障害に関する中等症以上を対象とした実態調査
退院3ヶ月後の肺のCTでは、54%の人が何らかの画像所見があり(353例/512例)
<肺機能検査>
肺機能検査では、重症度の高い人ほど検査結果が健康な人の80%未満の値になる割合が多い
<自覚症状>
発生急性期に多い症状と3ヶ月後に多い症状は傾向が異なる遷延症状のうち、筋力低下と息苦しさは明確に重症度に依存
遷延する症状の有無に関わらず、診断6ヶ月後のアンケート結果から、約8割の方は罹患前の健康状態に戻ったと自覚していた。
つまり、入院するような状態だと6ヶ月後でも2割の人が何らかの自覚症状があるとのこと
参照:厚生労働省「COVID-19後遺障害に関する実態調査」
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000793729.pdf
では、ワクチン接種の副反応は?
以下、厚生労働省より転記
国内外で、注意深く調査が行われていますが、ワクチン接種が原因で、何らかの病気による死亡者が増えるという知見は得られていません。
・海外の調査によれば、接種を受けた方に、流産は増えていません。
・接種後の死亡と、接種を原因とする死亡は全く意味が異なります。接種後の死亡にはワクチンとは無関係に発生するものを含むにもかかわらず、誤って、接種を原因とする死亡として、SNSやビラなどに記載されている例があります。
・厚生労働省では、医師から副反応を疑って報告された事例を、透明性をもって全て公開しています。詳しくは下記ページをご覧ください。
なるほど、でも、もし副反応で健康被害がでたら?
国からの救済制度があるようです
予防接種健康被害救済制度
この制度は、予防接種後に健康被害が生じた時に健康被害を申請して厚生労働大臣が認定すると、市町村から救済給付が行われます。このことを「予防接種健康被害救済制度」といいます。
給付を受けるには、あくまでも予防接種との因果関係が証明されなければなりません。(ハードル高そう?)
因果関係の審査は法律によって定められており、疾病・障害認定審査会をえて決定されます。
給付されるのは
- 治療にかかった医療費の自己負担分と入院通院に必要な諸経費
- 障害が残ってしまった場合は年4回の障害年金(18歳未満の場合は障害児養育年金)
- 亡くなった場合は葬祭料と一時金が支給されます。
葬祭料は一律21万2,000円、死亡一時金は4,420万円となっています。
参照:厚生労働省「予防接種健康被害救済制度」
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou20/kenkouhigai_kyusai/
僕自身は、「ワクチンは射たなくても良いかなぁ?」と最初は思っていました。で、色々考えた結果に打つことにしました。
最後に、ワクチン接種を推奨しているわけでも否定しているわけでもありません。
ちなみに、接種前に記入の予診票には、「新型コロナワクチンの説明書」を読んで、効果や副反応などについて理解しましたか?という質問項目があります。
職域接種なのでモデルナ社のワクチンです。